夏期講習が終わり、「中学生英語」について考えてみました
皆さん、こんにちは!
Up!英語教室の髙山です!
夏休みも終わり、いよいよ新学期が始まりましたね♪
運動会や文化祭、修学旅行などなど、学校行事がたくさんの楽しい季節到来ですね♪
生徒の皆様には、それぞれの行事に精一杯取り組んで、素敵な思い出をたくさん作ってほしいと思っています♪
さてさて、先月8月25日、無事に中学生夏期講習が終了しました。
今年初めての試みでしたが、私にとってもたくさんのことを学べるとてもいい機会になりました。
まず改めて感じたことは、今の中学生は単語、フレーズ含め実践的な英語を学んでいるということ。
そして、それにもかかわらず、「自分の第2言語」として、自分の英語の力を存分に発揮できていない、ということです。
例えば、教科書(開隆堂版 SUNSHINE)にでてくる表現に、
「I’ll see you then.((電話で)じゃ、あとで。)」や、
「Are you free?(あなたはひまですか。)」などのフレーズがでてきますが、
これらは実際の外国人との会話にも頻繁に使われるフレーズです。
このように、実際の会話で多く使われる英語表現が教科書にもたくさんでてきており、
日本の英語教科書も徐々に進んでいるな~と実感しています。
と同時に、学校で文法の説明があまり踏み込んでされていないためか、
または単語やフレーズに「息を吹き込んで」学んでいないためか、
実践的な英語を学んでいるのに文法の理解が浅かったり、
フレーズや単語を感覚的にいつ/なぜ使用するのかがなかなかつかめていない。
結果、自分のことばとして使いこなせないということです。
例えば、上記表現が筆記問題で出題されたと仮定すると、
おそらく生徒の皆様は解けると思います。
ただそれを実際に発話で使えるか、またそれらのフレーズをベースに、
応用して自分の言葉で英文をつくることができるか、
となるとなかなか言葉が出てこない。
これは教えている側として、とっても歯がゆく感じます。
なぜなら、生徒の皆様は自分の力で英文をつくる材料(文法や単語)は既にある程度は学校で学び
知識として持っているはずなのに、あと一歩踏み込んで英語を使うことができずにいるからです。
出来るはずなのに、自信がなかったり、フレーズや単語を覚える時に
「この単語はいつ・どういったシチュエーションなら使えるのか」を学んでいない。
これは、とってももったいないことだと私は思います。
どうせ学ぶなら、なるだけ二度手間、三度手間をかけないでいいような、
意味のある学び方をしてほしいと思っています。
実際に書店の店頭でも、「中学生英語の復習!」など、
社会人で英語を勉強しなおしたいかた向けの英語教材がたくさんならんでいます。
これは言い方を変えると、中学生英語が一番大切だということです。
中学校での英語の授業も、是非是非生きた英語を教えてほしいなぁ、と感じますが、
現実問題なかなか難しいのかなぁ。。
などなど、いろいろと学び考えるいい機会となった夏期講習でした!
夏期講習では、まず第一に教えることに息を吹きもむことを念頭におきレッスンを行いましたが、
生徒の皆様や保護者の方からも「英語が楽しくなったと言ってくれている」との嬉しいお声をいただき、
私も嬉しく感じております。
是非この夏Up!英語教室で学んだことを、これからの英語人生に活かしてくれたらな、と思っております♪